体験レッスン後、本格的にレッスンを始めるためのカウンセリングが行われました。
私が申し込んだコースは、「1年間で70回のレッスン」を受講するものだったので、具体的にどんなことを学びたいかについてのヒアリングでした。
私はアドバイザーさんに、「会社で英語を使う必要があり、特に電話応対が多いのでその練習になるレッスンがいい」、そして「日常会話を学びたい」ということを伝えました。
そして、「ビジネスでの電話対応」というレッスンを2回分組んでもらったのですが、残りの68回分は、「文法に関するレッスン」と日常会話でよく使われる用語を使って「テーマに沿って会話するレッスン」を半分ずつ受講することにしました。
ここまではよくあるレッスンプラン構築の流れだと思いますが、実はここに落とし穴がありました。
初めての英会話スクールで、「レッスンをカスタマイズする」ということを上記以上に具体的にイメージできる人は少ないと思います。3年間レッスンを受けてきた私がおすすめしたいのは、ここでさらに具体的なレッスン内容を吟味することです。
決して、「アドバイザーさんにお任せにしたプラン」のままにしないでください。丸投げにすると後で、こんなイメージじゃなかったな、損したな、という気持ちになるかもしれません。
テキストを吟味・選定する
私の通っていた英会話学校はテキストが独自のもので、通常ですとレッスン当日に先生から渡される方式でした。これでは、希望していたのと違うレッスン内容だった場合に変更が利きません。なので、テキストはレッスンが始まる前にあらかじめもらっておくことをおすすめします。
手順としては以下の3つです。
- 次のレベルチェックまでのテキストをあらかじめもらっておく
- 自分の希望しないテーマや内容のテキストは別のものを指定する
※私は、テーマの一覧を見せてもらい自分で指定していました。 - その場で要約することを目的としたレッスンの場合は、あらかじめテキストをもらっておかなくてもよい
具体的な選定方法
例えば、「Neighborhood」(近所、近隣の人)というテーマの授業で、あまり興味がなかったり、テキストにあるイディオムを使っていくつか自分の話として例文が作れないと会話が弾まない可能性があるので、別のテーマを選ぶ方がよいでしょう。
もちろん、苦手なテーマでも積極的に話てみたいと思うのならば問題はありません。要は、自分がその内容で納得がいくかどうかです。
また、文法の授業はレッスンが進むと一通りすべての文法の授業が終わって、また同じような文法の授業(復習の要素もあります)が選ばれることがありました。先生からも「あなたにはこのレッスンは簡単すぎますね」と言われたこともあり、そういった意味でも復習の必要がないと思う文法の授業を受けるよりは、自分の苦手な文法の授業を選ぶ方が、より充実したレッスンプランになると思います。
こうして事前に納得した内容の授業を受けることで、1回の授業も無駄にしないレッスンプランが出来上がります。
レッスンの予習や準備もできますので、積極的に授業の内容を自分の目的に適ったものに進めることが可能です。
会話が盛り上がるイメージを想像しながら準備できれば、「今日はこんなことが言えた!」とより授業が身になっていくのを実感できるのでおすすめです。^^
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