強制的に勉強するしかない状況を作る

社会人で英会話学校へ通っている場合、なかなか予習や復習の時間が割けないということがあります。また、私の場合、日々の空き時間があってもなかなか集中して勉強できないという悩みがありました。

そこで思いついたのが、「レッスンが始まる1時間に学校へ行き、その間に英会話スクールの空いているスペースで予習・復習をする」という方法です。

私の通っている英会話学校の状況的に、毎回どこかしらのブースが使われていませんでした。そこで私は授業を予約する時間をわざと1時間遅らせることで、1時間余裕をもって到着し、自習する習慣をはじめました。

英会話を予習することは当日のレッスンの充実度に影響します。また、復習は内容の定着に影響します。英会話に慣れてくると、慣れている単語しか使わないなど、今度はなかなか伸び悩んだりすることがあるので、予習・復習をすることは非常に大事です。


英会話学校にいるだけで勉強するしかなくなる

英会話学校にいさえすれば、もうすることは英会話の勉強しかすることがない。(笑)

周りのブースから自然に英語が聞こえてきて耳も慣れますし、自分が英語の音読をしても恥ずかしくないので、非常に効率よく勉強ができます。

また、他の生徒さんの会話も聞こえますので、挨拶のバリエーションを増やすのにも重宝しました。こういう言い方もあったか!と参考にさせてもらいました。


とにかく、なかなか時間がとれないな、という方には非常にオススメの方法ですよ!^^

体験レッスン後、本格的にレッスンを始めるためのカウンセリングが行われました。

私が申し込んだコースは、「1年間で70回のレッスン」を受講するものだったので、具体的にどんなことを学びたいかについてのヒアリングでした。

私はアドバイザーさんに、「会社で英語を使う必要があり、特に電話応対が多いのでその練習になるレッスンがいい」、そして「日常会話を学びたい」ということを伝えました。

そして、「ビジネスでの電話対応」というレッスンを2回分組んでもらったのですが、残りの68回分は、「文法に関するレッスン」と日常会話でよく使われる用語を使って「テーマに沿って会話するレッスン」を半分ずつ受講することにしました。

ここまではよくあるレッスンプラン構築の流れだと思いますが、実はここに落とし穴がありました。

初めての英会話スクールで、「レッスンをカスタマイズする」ということを上記以上に具体的にイメージできる人は少ないと思います。3年間レッスンを受けてきた私がおすすめしたいのは、ここでさらに具体的なレッスン内容を吟味することです。

決して、「アドバイザーさんにお任せにしたプラン」のままにしないでください。丸投げにすると後で、こんなイメージじゃなかったな、損したな、という気持ちになるかもしれません。


テキストを吟味・選定する

私の通っていた英会話学校はテキストが独自のもので、通常ですとレッスン当日に先生から渡される方式でした。これでは、希望していたのと違うレッスン内容だった場合に変更が利きません。なので、テキストはレッスンが始まる前にあらかじめもらっておくことをおすすめします。

手順としては以下の3つです。

  1. 次のレベルチェックまでのテキストをあらかじめもらっておく
  2. 自分の希望しないテーマや内容のテキストは別のものを指定する
    ※私は、テーマの一覧を見せてもらい自分で指定していました。
  3. その場で要約することを目的としたレッスンの場合は、あらかじめテキストをもらっておかなくてもよい

具体的な選定方法

例えば、「Neighborhood」(近所、近隣の人)というテーマの授業で、あまり興味がなかったり、テキストにあるイディオムを使っていくつか自分の話として例文が作れないと会話が弾まない可能性があるので、別のテーマを選ぶ方がよいでしょう。

もちろん、苦手なテーマでも積極的に話てみたいと思うのならば問題はありません。要は、自分がその内容で納得がいくかどうかです。

また、文法の授業はレッスンが進むと一通りすべての文法の授業が終わって、また同じような文法の授業(復習の要素もあります)が選ばれることがありました。先生からも「あなたにはこのレッスンは簡単すぎますね」と言われたこともあり、そういった意味でも復習の必要がないと思う文法の授業を受けるよりは、自分の苦手な文法の授業を選ぶ方が、より充実したレッスンプランになると思います。


こうして事前に納得した内容の授業を受けることで、1回の授業も無駄にしないレッスンプランが出来上がります。

レッスンの予習や準備もできますので、積極的に授業の内容を自分の目的に適ったものに進めることが可能です。

会話が盛り上がるイメージを想像しながら準備できれば、「今日はこんなことが言えた!」とより授業が身になっていくのを実感できるのでおすすめです。^^

悩み始めてから2ヵ月間、英会話のための予習をして体験レッスンを終え、ついに英会話学校へ通うことに決めました。

ちなみに、「ワンナップ英会話」というスクールです。

1番の決め手は、以前にも書きましたが、その学校がとっても面白そうだったから。ここなら楽しみながら勉強できそうだな、と思いました。続けられなければ意味がないので。

実際、このスクールにして良かったと思っています。自分でも上達したと感じることができましたし。^^


目標を決めるということ

私は英会話学校へ通う前に個人的に心配していたことがありました。

それは、私には明確な期間と目標がなかったことです。会社で英語を使うから、という理由だけでは目標になりません。具体的にどれぐらい、例えばいつまでにTOEICで800点取るとか、いついつに海外旅行へ行って会話に困らないレベルとか、イメージできる具体的な目標がないとモチベーションが続かないんじゃないかと心配していました。

しかも私の中で、TOEICは高得点でも英会話ができることとイコールではないので、そこが目標でいいのか?(高得点を取るだけなら、英会話スクールへ通う必要はありません。参考書と過去問をみっちりやればいい話です。) それから、私は”旅行好き”ではないので、海外旅行で特にやりたいことがない! と、そんな何も目標がないままずるずると英会話学校に通ったら無駄にお金を浪費してしまうだけなんじゃないか? という不安がありました。 


しかし、体験レッスンの後、スタッフの方がレベルチェックの説明の際、以前通っていた方の成績表(レベルチェックの結果)を見せてくれたおかげで私は自分の目標をみつけることができました。

その方(名前は載っていません)のレベルを見たときのスタッフさんとの会話です。


私 「この方のレベルはどれぐらいなんですか?」

スタッフさん 「日常会話ができるレベルですね。」

私 「どれぐらい通われたんですか?」

スタッフさん 「3年ですね。」


そして思いました、「私も3年やってやろうじゃない!!」と。

そうすれば、日常会話ができるレベルになれるのだと思いました(今思えば安直ですが…笑)。会社で海外から来客があっても恐れずに対応でき、一緒に食事をしながら楽しい会話ができるかもしれない! なんてことを妄想しました。

とにかく、「英会話を3年間続ける」、これが私の目標になりました。

具体的には、「3年間続けて日常会話ができるレベルになる」ことですが、私は、3年やって効果がなかったら辞めよう、とも思いました。効果がないのにだらだらと続けない予防策として。


下の写真は、私が最初に受けたテストでのレベル、結果は5段階の一番下で、さらに3段階の真ん中のレベル「1-B」でした。※中学か高校卒業レベルでしょうか……。

そして、ここから3年後の時点で、レベルが「3-A+」になりました。
つまり結果として、その方と同じように日常会話ができるレベルの英語力が身についたのです!ヽ(´▽`)ノ
ちなみに、「5」になると「英語がペラペラなレベル」だそうです。(笑)

ただ、私もまだまだ勉強中です。日常会話ができるからと言って、まったく間違えない、知らない単語に出くわさないわけではありませんし、これなんて言えばいいのかな? と思うこともたくさんあります。

これは私が英会話学校へ通いながら、勉強方法を試行錯誤しながら得た結果です。

もっと早くやり方を知っていればと思ったことがいくつかあったので、今後それらを記事にまとめていきたいと思います。

これから英会話スクールへ通う方や、今スクールへ通っていて伸び悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。

さて、2ヶ月して英語の勉強をおさらいし、聞き取りや単語もある程度会話になりそうだぞ、と思うくらいに気持ちの準備ができたので、ついに英会話学校の体験レッスンへ行くことにしました。今回はその直前準備編です。

実際に私がマンツーマンの英会話学校へ体験レッスンを受けた流れで説明します。


1.挨拶

まずは簡単に挨拶ができるように、音読して練習しましょう。

自分から挨拶するときの例:

  • Hi. Nice to meet you.

実はこれだけで大丈夫です。なぜなら、その後に先生が自己紹介をしたり、「自己紹介をしてもらえますか?」と聞いてくるので、ここでは簡単な挨拶のみで構いません。

しかし大抵、最初のレッスンでは先生が先に挨拶をしてくれるので、返答の仕方を覚えおくと無難です。また、How are you?の返事として”I'm fine thank you, and you?"は間違ってはいませんがネイティブにはあまり使われないので、ここではそれ以外の返事を紹介します。

先にHow are you?と聞かれたときの例:

  • I'm good thanks.
  • I'm good thanks, and yourself? (and yourself?は、ややフォーマルな言い方です)
  • I'm OK thank you.
  • I'm OK, and you?
  • I'm well, how about you?
    など。

先にNice to meet you.と言われたときの例:

  • Nice to meet you, too.

以上です。

挨拶は想像しているよりもすぐに終わりますので、あまり力を入れなくても大丈夫です。むしろ次の自己紹介が重要です。


※ちなみに、体験レッスンだけでなく、通常のレッスンでも最初は挨拶から始まりますのでいくつかレパートリーがあるとよいのですが、長くなるので別の記事で紹介しようと思います。


2.自己紹介

次に、先生の自己紹介の後、「自己紹介をしてもらえますか?」と言われるので、あらかじめ自己紹介のテンプレートを作っておくと慌てずに済みます。

  1. 名前
  2. 住んでいるところ、出身地
  3. 職業・仕事のこと、どんな会社か
  4. 趣味や、休日は何をしているか
  5. 英会話を習おうと思った理由、など

名前以外、必ずしもすべてを話す必要はありません。ただ、「いくつか質問するので答えて下さい」と言われて自分のことについて話すことになる場合もありますので、準備しておいて損はないと思います。

例えば自己紹介はこんな感じです:

  1. I am Kinoko MORINO.
    My name is Kinoko MORINO. など
  2. I live in Shibuya ward. It's about 30 minutes to my office.
    I live in Yokohama with my family. And I grew up there. など
  3. I'm a sales person and I sell software for the Internet.
    I'm working as a system engineer of e-commerce. など
  4. My hobby is watching movies, and I like sci-fi and comedies so much.
    In my free time, I'm usually playing video games with my friends.
    Last summer, I went camping with my family in Nagano. など
  5. I want to learn English because I have to speak in English for my job.
    I'd like to go abroad someday, so I want to study English. など

名前の他に3つくらい文章を言えば自己紹介になります。ノートに書いて音読練習し、暗唱できればいいですが、わからなくなったらノートを見ながら言ってもいいでしょう。全文でなく、単語だけ書いておいても、ちらっと見れば何を言いたかったか思い出せます。

最初は緊張するので思った以上に言葉が出てこなかったりする予防策として予習ノートを用意すると安心です。授業前に目を通すだけでもいいと思います。


それから、体験レッスンでは日本語が通じる先生だったりするので、緊張して英語で何と言えばいいかわからなくなったら、言いたいことを日本語で話すことをオススメします。すると先生が、それは英語でこう言うんですよ、と教えてくれるので、必ず書き留めておくようにしましょう。

そうしてできた自己紹介文は、今後レッスンが始まってからいろんな先生に初めて会う際に何度も何度も使うことになり、どんどんブラッシュアップしていきます。そして完成した自分なりの自己紹介文を実際の英会話の場面で活用することにより、慣れたことなので自信をもって話すことにつながります。


3.テキストによる学習レッスン

さて、体験レッスンの教材は英会話学校やレベルによって異なるので細かくは説明できませんが、重要なことは、とにかく間違ってもいいからしゃべる!ことです。

  • 日本語がまざっても気にしない!
  • 単語しかでてこなくても気にしない!
  • 週末何して過ごした?って言われて何もしてなくても、先月やったことでもいいから話す!

と、そんな感じです。何にせよ、「練習」ですから。

※ノートのとり方などは、今後別の記事で紹介しようと思います。


4.別れの挨拶

最後に、授業が終わって別れる際の挨拶を紹介します。

授業で緊張してしまい、最後に先生から挨拶されても、テンぱって何と返せばいいのかわからなくなってしまわないように、最初の挨拶同様、ここでもまたパッと言えるように音読して練習しておくことをお勧めします。

  • Thank you so much! (ありがとうございました!)
  • It was nice meeting you. (お会いできて良かったです。)
  • I had fun.(楽しかったです。)
  • Have a good day.(よい一日を)

など


先生の質問にパッと答えるための参考図書

挨拶の仕方や、さまざまなケースで使えるちょっとした会話文が載っている本、『絵で見てパッと言う英会話トレーニング 基礎編』はとても参考になります。

私はこの本に載ってるフレーズを何度も授業で使うことで自然に言える自分の言葉が増えました。授業で先生の言ったことに対して、ちょっとした気遣いや受け答えができたりするとコミュニケーションってこういうことだな!と実感しますし、何より嬉しいです(笑)。なので、非常にオススメの一冊です。^^

英会話学校にいこうか悩みながら文法をおさらいして1カ月。参考書を解いてばかりも飽きてきた……、そこでモチベーションを下げないためにおすすめなのがゲームです!


これまた英語学習アプリはいろいろありますが、App内課金するのしないのでいちいち迷ったり結局やらなくて損したり、単調すぎて飽きたり、会話(実践的)じゃなかったり、他人と比べてへこんでやる気を削がれたり……と、そんな経験はありませんか?

それらが続かない理由は一つ、面白くないからです。


そのトレーニングは楽しいか?

英会話だってやり始めても楽しくなかったら続かないでしょう。

だから、ここで私がお薦めする英語学習ゲームは、楽しくかつ有能なものです。

英語が苦手な大人のDSトレーニング もっとえいご漬け

さすが任天堂、英語学習ソフトなのに面白い! ゲームをコンプリートしたくなる欲求に駆られてどんどん進めたくなります。

  • 単語をペンで手書き入力するので暗記しやすい
  • ヒアリングしながらそれを一文字ずつ書くので(ディクテーション)、耳と目と手で日常会話を文章ごと覚えられる
  • 様々なシチュエーションで英会話に慣れることができる(リアルな英会話表現)
  • 各国の英語訛りをリスニング練習できる(国別に別れているので練習しやすい)
  • 映画のフレーズ聞き取りはすごく実践的(聞きやすく発音されてないネイティブの自然な発音のため)
  • ミニゲームもついついコンプリートしたくなる


そして、気づいたら「継続は力なり」を私は体感してました。これには本当に驚きました。

私は最初、「映画の聞き取り」が難しく、何言ってるかわからん!と途中で投げ出して、通常の会話の聞き取りの方を毎日こつこつクリアしていきました。そうしてミニゲームをやったりしながらLevel4までクリアした頃(Levelは最高で7まであります)、結構がんばったな~と一息ついたら、ふと映画の聞き取りをやってみるかという気になって再び挑戦してみたのです。

すると、「聞きとれるじゃんこれ!!!!」となっていたのです!

自分の英語の上達が体感できたのはこれが初めてで、本当にびっくりしました。英語耳ってやつでしょうか。

そして、このゲームは英会話学校が始まってからもさらに活用できることがわかりました。それはやはり様々なシチュエーションによる会話表現を、そのまま実践で使えるからです。


DSのソフトとして2007年に発売されたので少し古く感じますが、英語教材としては古く感じさせません。むしろ、中古で出回っているので安く入手できて重宝します。(1,000円台で売っています。)

本体は現状、3DSが主流となっているので、上位互換である3DSを購入しても問題なく使えますし、こちらも中古で1万円台くらいで入手可能です。えいご漬けだけのために本体を買うのはな、と思うかもしれませんが、英語耳をゲットできる上に、英会話で使えるフレーズがたくさんあり、なが~く遊べるので損はないと私は思います。

ほかにもいろいろと英語の学習ソフトを試してみましたが、やはり楽しいと言えるのはえいご漬けだけでした。


おまけ

せっかくなので、こちらも。

3DSの『ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル』というゲームは日本語版でも、言語を英語にしてプレイできるので、また違った意味で3DSを英語学習に活用できますよ。

さて、英会話をはじめようか悩みつつも、まずは英語のおさらい勉強をはじめたところ、電子辞書が欲しくなりました。

今なら辞書アプリをスマホに入れて持ち歩ける時代なので、わざわざ電子辞書を持ち歩く必要はないかもしれません。しかも無料アプリなどもありますが、さすがに無料ですとそれなりの解説と広告表示によるストレスがかえって勉強の妨げになります。

いずれにせよ、最も重要なことは、英和・和英だけでなく「英英辞典」が入っているかということです。


なぜ英英辞典が必要か

英語を勉強していくと段々、日本語に訳すとうまく覚えられない単語に出くわす機会が増えてきます。そうなったときに、英英辞典で単語を英語のまま覚える(日本語の意味に縛られない)からこそ、単語が持つ本来の意味を直感的に理解し、語彙が増えていきます


例えば、私は英会話の先生から”I'm curious to see your homework.”と言われました。宿題のテーマが面白かったので、宿題の内容が知りたい、つまり「宿題を楽しみにしてますよ。」という意味でおっしゃったのだと思います。ここでは、”curious”とは「知りたがる」という意味ですが、もし英作文をするとき、和英辞書でこの単語を探すのはちょっと大変です。

なぜなら、これを単純に英訳すれば"really want to know"になってしまうからです。だから、日本語の意味ではなく、この単語のまま覚えなくてはなりません。


さらに、こういった単語は例文で覚えた方が理解しやすいし、会話でも使いやすいので、例文の豊富な辞書を選ぶとよいと思います。


おすすめの辞書アプリ2選

1.英英辞典なら、

Oxford Advanced Learner's Dictionary(オックスフォード 現代英英辞典)

”Leaner's”(学習者用)と書いてあるものがオススメ!

英語を勉強している人用のため、Oxford3000という日常会話でよく使われる単語3000語を使って説明されているのでわかりやすく、また、イギリス英語とアメリカ英語の両方の発音が聞けるのも魅力です。長く愛用することを考えると私はこの辞典をおすすめします。

iPhone/iPad用とアンドロイド用の両方で購入が可能です。

日本語版はこちら

お試し版は英語版のみ(iPhone/iPad用はこちらアンドロイド用はこちら


余談ですが、「コウビルド英英辞典」もありますが、私は馴染めませんでした……。説明が助長すぎて、意味をすぐ知りたいのに、あなたがこの単語を使うなら~と出だしが長く、主語述語による丁寧な文章ではありますが、それならば例文を読めばいいことに感じてしまいます。最初は良くても段々とうっとうしく……まぁ、好みの問題かもしれませんが長く使うことを考えるとやはりオックスフォードの方が便利だと思いました。^^;



2.英和・和英辞典なら、

改訂版の「ウィズダム 英和・和英辞典」がコストパフォーマンスに優れているのでおすすめです。

こちらも、iPhone/iPad用とアンドロイド用の両方で購入が可能ですが、日本版の制作・販売元が違います。

iPhone/iPad用は「ウィズダム 英和・和英辞典2

アンドロイド用は「改訂版 ウィズダム 英和・和英辞典


お金に余裕がある人は「ジーニアス 英和・和英辞典」(英和約9万6千項目、和英約8万3千項目)でもよいと思います。辞書同士が同じ開発元なら連携も容易です。

ただ、詳しい語法解説と音声データが豊富ということですが、語彙数は改訂版ウィズダム(英和約10万2千項目、和英約9万項目)の方が上で、やはり金額的にジーニアスは高く感じますので、コストパフォーマンス的にウィズダムの方が有能かと思います。


おまけ

英会話に慣れてくると、もっとボキャブラリーを増やしたい!と思います。

そこでおすすめなのが、類語辞典。

読み物としても楽しめるので読みながら語彙も増えて一石二鳥!

小学館 オックスフォード英語類語辞典
※ただしこのアプリは、iPhone/iPad用のみです。( ´・ω・)

英会話を始めようかな、英会話学校はどこにしようかな、と悩みながらも、まずはやっておきたい準備編です。


英語テキストによる文法のおさらい

高校や大学などで英語を勉強していた頃からブランクがある人は、まずは簡単にでも文法をおさらいしておくことをおすすめします。

はじめての英会話に対する不安が少しでも減りますし、何より英語にじっくり触れる環境を少しずつ構築する心の準備として最適です。

私は英会話やりたいな~から始まり、でも費用が高いしな~と、英会話学校に通うかどうかで2ヶ月くらい悩みました。ただ悩みながらも、とりあえず無料体験などを受ける前に、まずは少し勉強しておこうと思いテキストを購入しました。


英語学習におすすめの教材

イギリスの大学で、海外の人向けに英語・英会話を教える授業で教科書として使われている、"English Grammar in Use with Answers"が非常にオススメです!

この教材は、なんと言っても英国で作られた英語の文法の参考書ですから、日本語に和訳することで起きる誤解が生じません。(例えば、"should"と"had better"を和訳すると「~すべき」や「~した方がいい」になりますが、実際の違いはこの訳の違いではありません。)


内容は、見開き2ページ毎に、文法の解説例文、そしてそれに関する練習問題(演習)があり、自分の理解度を各項目ごとに確認することができます。

※下の写真は第3版。(現在、最新版は第4版でカラーになっています)。

私は購入時期が古かったので、一つ前の第3版を愛用しています。^^

もっと中身を確認したい人は、洋書の置いてある本屋さん(紀伊国屋書店や八重洲ブックセンターなど)で、実際に手にとってみるといいかと思います。


ボリュームがあるので、私は受講前に特に苦手な部分だけ軽くおさらいしました。

受講後は、レッスンの教材・内容に合わせて、予習用の参考書として活用しました。



ちなみに、前述の"should"と"had better"の違いについてはこちら。

私は当初、「やろうと思ったときが始め時」なんて思っていましたが(いや、今も実際そう思ってますが…笑)、始める日を決めるには注意が必要なんです!


教育訓練給付制度には条件期間がある

知っていないと損をする、それが「教育訓練給付制度」の条件となる期間です。

教育訓練給付とは:労働者や離職者が、自ら費用を負担して、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、本人がその教育訓練施設に支払った経費の一部を支給する雇用保険の給付制度です。


給付を受けるには、雇用保険の被保険者であった期間が初回の人は「1年」、2回目以降になると「前回の教育訓練給付金受給から今回受講開始日前までに3年以上経過していること」などの条件があるので、自分がその条件を満たしている日から受講を開始するのがお得です。


給付申請するのは受講が終わる頃だけど、条件は受講開始日

レッスンを始める前にあらかじめ英会話学校側から教育訓練給付制度の案内があると思いますが、「このレッスンは対象コースなので、給付金がもらえますよ」程度なので、その条件までは説明がありません。

さらに、給付申請をするのは受講コースが終わる頃のため、ハローワークに申し込みに行ったら支給資格がなかった!なんてことにならないためにも、受講前に自分で確認することをお勧めします。


その年々で条件が変更されることがあるので注意!

制度の条件は変更されることがあるので、厚生労働省のホームページで確認するか、自分の会社の管轄であるハローワークに確認すると間違いないと思います。



私の失敗談……

この制度を利用して、私はこれまで2回給付を受けたことがあったので、今回も制度対象コースを受講すれば、また同様に給付がもらえると思っていました。

しかし、条件があることに気づいた時にはすでにレッスンを開始しており、あと数日待っていれば支給されたのに、時すでに遅し。最初の受講コースでは給付はされませんでした。

ですが、その後、私は再び制度対象コースを申し込み、条件もきちんと満たしたので、今度はちゃんと支給されました。

みなさんもどうかご注意くださいませ。^^;


その学校は楽しいか?

私は会社で英語を使うために英会話を勉強しはじめました。とは言っても、ビジネス英語だけではなく、海外の人と友達になれるようなカジュアルな英語を身につけたいとも思い、楽しめることを重視して英会話学校を選びました。

私がはじめて英会話学校を選んだ基準は以下の3つです。

  1. マンツーマン授業
  2. 講師やスタッフが親しみやすい
  3. 時間が長い


マンツーマン授業がいい理由

英会話を楽しむためには、ある程度、自分のことや相手のこと、趣味や家族・友人のことなどを話す、または練習として話さなければならないときに(もちろん練習なので例え話でもよいのですが)、マンツーマンだと気兼ねなくいろんな話題ができて非常にオススメです。

もちろん、発音やレベルなどを気にしなくていい、マイペースに質問もできるというメリットもあるので、初めて英会話を勉強するならグループ授業より料金が高くても、これだけは譲れない条件だと思います。


スタッフや講師の人柄がとっても大事!

会話が面白いと記憶に残りやすい! これはとっても重要です。

例えば、映画の話で盛り上がって、先生がある俳優さんについて、"The actor is weird."(その俳優さんキモイ)と言ってから、私の中でその俳優さんを見るたびに、『ああ、先生がweirdって言ってた人だ……。』と新しい単語を印象強く覚えることができました。(笑)

あと、スタッフさんが話しやすいと、勉強方法とか経験談とかいろんなことを相談できますし、スクールに友人がいなくともスタッフさんが友人になり、軽くおしゃべりをすることも。今日どんな授業だったかを話すことで授業の内容を簡単に復習することができます。こういうことはネットの英会話スクールだとなかなか気軽にできないことだと思います。

先の例でいうと、今日授業で”weird”という新しい単語が出てきました!と私が話したら、スタッフさんが「ええ!? あの俳優さんが!?」といってまた話が盛り上がってさらに記憶が深まりました。(笑)

(その後、たまたま見ていた映画でその単語が耳に入り、さらに記憶に焼きつきました。授業というエピソード記憶で単語を覚えると本当に耳に残ります! )


会話ができる充分な時間

私が選んだ英会話学校の授業時間は「50分」で、これは初めて英会話を習うにはとても丁度いい時間だと思います。

最初に挨拶から始まって、自己紹介フリートーク(最近の出来事や英語に関する質問、宿題があればその回答など)に10~20分くらいかかるので、残りの30~40分でテキストの題材で授業が行われました。

フリートークの時間はとても重要です。自由に話せるので、質問したいことや話したい話題など、そもそも会話らしい会話ができることが何より実践的です。

インターネットを利用した英会話スクールでは短い時間の授業もあるようですが、そうなると話が盛り上がるところで授業が終わってしまうということが考えられるので、ある程度自分から話ができるくらいの自信がついてからの方が効率的だと思います。ただ、そうした場合でも、できるだけ話す内容を準備しておくことで内容の濃い授業になると思います。

とにかく、緊張すると時間はあっという間!に感じると思いますので、最初は授業時間が長い方がオススメです。


まずは、いろんなスクールの体験レッスンを受講してみて、自分に適した時間・教材・料金の学校を探して、そこで楽しく会話が弾むかどうかを考えて選ぶことをおすすめします。

このサイトができるまで

転職して会社で英語を使う機会ができたため、英会話の勉強をしようと思い、都内の英会話学校へ通い始めました。

勉強のやり方が少しずつわかってきて効率が上がり、3年目にしてやっと自分なりの勉強法が定着。そうこうして英会話も順調に上達しました!

せっかくなので、その勉強方法をまとめることで、これから英会話をはじめる方の参考になればと思いサイトを立ち上げました。


今後、以下のような内容を更新予定です。

  • 語彙の増やし方
  • 授業の予習復習方法
  • ノートのまとめ方
  • 電子辞書の選び方
  • ヒアリングやリスニングの強化方法
  • よく利用する便利な外国語サイト
  • モチベーションの保ち方
  • 映画やゲームによる趣味を活用した勉強法……など。

あくまで私個人のやり方ですし、まだまだこれからも勉強中ですが、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。